PROGRAMMING PR

プログラミングが小学校の授業で必修化 – その背景とは?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

パパそんなコードも書けないの?

なんて言われる時代も来るのではないかと思う今日この頃。

少し前に英語が加わったように、日本の教育も時代に沿って変化していきます。
そして、今回加わったのが【プログラミング】です。

これを聞いた当初は、いまいちどういった授業になるのか想像がついていませんでした。
まさか小学校の授業で「HPを作る」とか、「エクセルでブロック崩し」みたいなことやるのか?なんて思ったり。

実際には、
【コードを勉強したり、書いたりするもの】
ではなく、
【プログラミング的な思考を学ぶこと】
がメインテーマのようです。

これだけIT技術が発展した時代で、こういったことを小さい頃から学んでいくのは必然のように思えます。が、当然、【プログラマーを育成しようとしている訳ではない】と思います。
全員プログラマーになっても困りますしね。

今回は、

なぜ、プログラミングが小学校の授業で必修化となったのか?

を個人的な考察も踏まえてご紹介します。

背景にあるのは【AI】

最も大きな要素としては、【AIの発展】でしょう。
そもそもプログラミングというのは、専門的な知識を要しますが、【作業自体は単調】です。

何かしらのデータを渡せば勝手にコードを製造してくれるコードジェネレーターが存在するように、特定のパターンであれば、コーディング作業は機械でもできました。

それはIT業界のみならず、様々な業界で同じことが言えます。

・材料を渡せば、ラッピングまでしてくれる
・バーコードを読み込めば、値段を読み込める
・目的地を言えば、ルートを教えてくれる

などなど。

人間がやってきたことを、機械が代わりにやってくれているんです。

↓昔はこんな感じでした↓

・材料を渡せば、ラッピングまでしてくれる
⇒加工や包装は何人もの人が手作業

・バーコードを読み込めば、値段を読み込める
⇒品物の値段を記憶し、そろばんを弾いて合計を算出

・目的地を言えば、ルートを教えてくれる
⇒道を覚えるか、地図を確認

機械が何をしているのか理解しなくても、目的を果たせる

つまり、プログラミングに関しても、【どういったものを作りたいのか?】という目的を与えるだけで、期待した成果物を【AIが製造してくれる】ようになります。
※そのうちいつか

OKグーグル♪20代男性の購入履歴データを新しい順に集計して♪

といった感じでしょうか。

習うのは【言語】ではなく【原理】

AIが本格稼働した際には、具体的なコードの書き方がわからなくても、【プログラミング思考】が備わっていれば、オペレーションできるわけです。

でも、AIそのものは誰がプログラミングするの?

という疑問が挙がるかもしれませんが、

【AIがAIをメンテナンス】すれば良いんです。

ドラえもんを修理するミニドラみたいな。
(なんか違う気が・・・)

殆どの作業はAIに置き換わる

必ずしも人間がやる必要のないものは、【大体AIに置き換わります】
なので、作業的な部分を知る必要は無くとも、【どういった原理で動いているのかは最低限理解しましょう】といったところだと思います。

「勉強する」というよりかは、「慣れる」といった感覚的なものに近そうですね。

将来に対する考察

プログラマーという職業は無くなる?

大抵の作業はAIに置き換わってしまうため、プログラマーもその1つかもしれません。
ただし、これは【かなり長い目で見た場合】です。

暫くは手作業で製造していく時代が続くと思います。
また、AIが本格稼働した場合、【プログラマーという定義そのものが変わる】かもしれませんね。多少なりとも、知識のある方でないと操れないと思います。

今から勉強しても無意味なの?

まだ数年~数十年程度は需要の高い状態が続きます。
現在でも数万人規模で人手が足りていないとも言われております。

なので、【プログラミングを学習しておくことは非常に重要】であると思います。
それが小さい頃からできるなんて、とても羨ましいですね。