初心者向けのプログラミング言語として注目されているスクラッチという言語があります。
2020年に小学校の授業でプログラミングが必修化することにより、プログラミングに対する重要性がより一層に高まって来ています。
その中で、スクラッチというプログラミング言語が研修教材としても採用されるということで注目を浴びています。
※参考
文部科学省 – 小学校プログラミング教育に関する研修教材
この記事では、
スクラッチがどんなプログラミング言語なのかを知る
を目的に解説していきます。
目次
スクラッチはどんなプログラミング言語?
スクラッチはビジュアルプログラミング言語の1つ
スクラッチは、ビジュアルプログラミング言語の1つです。
ビジュアルプログラミング言語とは、視覚的なものでプログラミングをする言語で、要するに、パっと見でプログラミングができるということです。
他の言語と比べても、初心者の方にとっては分かりやすさは圧倒的に違います。
スクラッチは分かりやすいプログラミング言語
例えば、このページ上に画像ファイルを表示するためには、
<img src="https://hoge.png" alt="hoge" />
といったHTMLコードを書く必要があります。
imgって何よ?
srcって何よ?
altって何よ?
という新たな謎が生まれます。
これらを1つ1つ調べるところから始まり、人によっては挫折してしまいます。
ところが、スクラッチでは
ここに画像を表示する
といった程度でプログラミングができるのです。
何をする処理なのかが一目瞭然ですよね。これらの組み合わせでプログラミングをしていくため、とても理解しやすいという特徴があります。
日本語も対応
日本でやるんだから普通でしょ?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、殆どのプログラミング言語は、英語で記述する必要があります。
そのため、構文を見ただけでは何が何だか分かりませんし、それを調べるだけでも労力を使ってしまいますよね。
それに比べて、スクラッチは日本語に対応しています。
前項でもご紹介しましたが、「ここに画像を表示する」と言ったように、処理内容は日本語で表示されているため、初心者でも簡単に組むことができます。
ブラウザ上で動く
言語によっては専用の開発環境が必要になるものもあります。
そのため勉強する環境を整えるだけでも一苦労なこともしばしば。
その点、スクラッチは、ブラウザ上で動作します。
今このページを開くことができれば、スクラッチを使うことができます。
公式サイトにアクセスするだけで使うことができるので、ネット環境さえあればプログラミングができるという点はとても便利ですよね。
アカウントを作成する必要がありますが、無料で簡単に作成することができるので安心です。
スクラッチで学習を始めるためには?
スクラッチを使うためには、公式サイトへアクセスする必要があります。
⇒公式サイトへ
使うだけであれば、アカウントの作成は不要です。
他の方の作品を覗いたり、ガッツリとやってみたい方は、アカウントを作成しましょう。
無料で作成できますので安心です。
もし、スクラッチのより高度な使い方を知りたい方は、こちらの記事にまとめています。