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【スクラッチ – 使い方】キャラクターを動かしてみよう! – 子供向けプログラミング言語

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今回は、キャラクターに簡単な『動き』を付けてみましょう。
もし、そもそもスクラッチってなんやねん!?という方は、先にこちらの記事をご覧頂くことをおススメします。
⇒【子供向け – プログラミング】スクラッチの使い方をまとめてみました – 子供向けプログラミング言語


目次
1.キャラクターを動かしてみよう!
  1-1.『イベント』を設定しよう!
  1-2.『動き』を設定しよう!
  1-3.『実行』してみよう!

2.勝手に動くようにしてみよう!
  2-1.端っこについたら折り返す
  2-2.ずっと動くようにする
  2-3.追いかけてくるようにする

1.キャラクターを動かしてみよう!

1-1.『イベント』を設定しよう!

まずは、キャラクターが動くための『キッカケ』を設定しましょう。

操作画面の『イベント』タブを選択し、『旗が押されたとき』を設定します。
move-001

これで、画面上部の緑色の旗をクリックすると、プログラムが実行されるようになります。

他にも、「キャラクターがクリックされたとき」や、「スペースキーが押されたとき」なども設定することができますので、お好みで変更してください。

1-2.『動き』を設定しよう!

続いて、キャラクターが動くための処理を実装しましょう。

操作画面の『動き』タブを選択し、『10歩動かす』を先程追加したイベントパネルに下にくっつけましょう。
move-002

これで、「キャラクターが向いている方向に10歩動く」というプログラムの完成になります。
とても簡単ですね!

1-3.『実行』してみよう!

プログラムが完成したので、実際に動かしてみましょう。
【1】で、『旗が押されたとき』を設定しましたが、この旗は画面上部にあるアイコンのことです。
move-003

もし、他のイベントを設定している場合は、それに応じた操作を実行してください。

実際にやってみると、キャラクターが右に少し移動するはずです。
これで、プログラムが正常に動作していることが確認できました!

2.勝手に動くようにしてみよう!

2-1.端っこについたら折り返す

【1】にて、とりあえず動かすことができました。
しかし、このまま動かしていくと、キャラクターが画面の外へ出てしまいます。

その場合は、『10歩動かす』の後に、『もし端についたら、跳ね返る』を追加してみましょう!
loop-001

すると、キャラクターが画面の端まで到達した場合、反転するようになります。
そのまま反対側の端まで到達した際にも、同じように反転するので、キャラクターがずっと画面の中を移動するようになりましたね!



2-2.ずっと動くようにする

一先ず動かしては見たものの、マウスやキーボードを連打しないとキャラクターが動かないのは面倒ですよね。

そんな時は、『制御』パネルを使用します。
以下の画像のように、『ずっと』パネルを追加してみましょう。
loop-002

これで、キャラクターが画面の中を行ったり来たりするプログラムが完成しました!

実行してみると、ずっとキャラクターが動いていますよね。

①:10歩動かす
②:もし端っこまで行ったら反転
③:①と②をずっと繰り返す

という動きになっていることが確認できましたね!

2-3.追いかけてくるようにする

【2-2】で、キャラクターが勝手に動くようになりました。
しかし、このままでは、左右に移動するだけで、少しかわいそうです。

そこで、『マウスポインタを追いかけ回る』ようにしてみましょう!

以下の画像のように、『マウスポインタへ向ける』パネルを追加してみましょう。
loop-003

これでキャラクターが、マウスポインタを追いかけるようになります。

この処理は、

①:マウスポインタの方を向く
②:マウスポインタの方向に10歩動かす
③:もし端っこまで行ったら反転
④:①~③をずっと繰り返す

というものになっています。

ずっと追いかけてくるプログラムも、たったこれだけで作れるんですね!