目次
※注意※
今回は、私の体験談を綴っています。
フリー転身を検討中の方で、不安を抱えている方に、少しでも気休めになればと思い、綴らさせて頂きました。
具体的な手段、方法等を求めていられる方にとっては他の記事を参考にされた方が良いと思います。予めご了承ください。
会社員からフリー転身の決意まで
会社では比較的しっかりやっていた方だと思います。
一応、役職にも就き、部下も10名ほどいました。
エンジニアの仕事をしながら、マネージメントをさせてもらえたことは本当にありがたいと思っています。
仕事上での人間関係も本当に良く、楽しい会社でした。
ただ、給料がすんごい安い!という点を除いては・・・。
生意気言うな!と言われるかもしれませんが、私が辞める頃の基本給は、その年に入社した新卒社員とさほど変わらなかったのです。(笑)
私が入社した頃は、景気が悪く、大卒の半数が就職できないような時代でして。
基本給もその波を受けてか、割と控えめでした。
数年経ち、景気が回復したところで、新卒の基本給が上昇し、ついには6年目の私とほぼ同じくらいにまで。
なので、私の給料が低かったのは、タイミングの悪さが大きく響いていました。
有難いことに、上司が何とか上げるように動いてくださったようですが、決まり上、限界だったようです。
汗水垂らして頑張った成果が、会社の都合で報われ無いという現実を体感し、転身を決意したのでした。
退職までにやったこと
まず、フリーランス向けの案件を紹介してくれるエージェントを探しました。
職場や、知人などをあたり、既にフリーランスエンジニアとして活動されている方とお会いし、その方からエージェントを紹介して頂きました。
ネットでググればそういった会社はいくらでも出てくるのですが、なぜか抵抗がありまして。(笑)
ビビりながら進んでいたんだと思います。
・暮らしていけるかな?
・自分の技量でやっていけるかな?
・仕事無くなったりしないかな?
などなど。心配事ばかりしていましたね(笑)
最終的には、優良なエージェントの方とお逢いすることができ、契約することを決めました。
会社へは、2か月程の余裕をもって、辞意を伝えました。
(幸い、応援して頂けました!)
そこからは仕事の引継ぎと、職探しです。
エージェントの方が随時に案件情報を送ってくださいました。
1週間で10件程は提案して頂けたと思います。
その中から、自分の希望にマッチする案件をエージェントへ伝え、実際のクライアントとのアポを取ってくれます。
そして後日に面談し、クライアントに判断してもらうという流れです。
面談中も緊張していたのですが、エージェントの方が上手くフォローしてくださいました。
そのお陰か、1社目で無事に受注が決まりました。
そこからは引っ越しの準備です。会社寮に住んでいましたので。
物件探し、住所変更、保険切り替えなどなど。
面倒な事務手続きを済ませてました。
初めての仕事
初めての現場は、組み込み開発の現場でした。
もともとアウトソーシング系で働いていたせいか、特に変わったことなかったですね(笑)
もちろん、戦力として出向してますので、期待はされます。
が、カリスマ級に仕事ができなければならない!というわけではなく、
勤怠不良や、よほどのスキルアンマッチなどが無ければ大抵は大丈夫だと思います。
また、経験のある仕事であったという点も良かったです。
いざやってみると、「意外といけるな」といった感じでした。
発注する側になると分かりますが、まずはとにかく人が欲しいんです。
その上で、メチャクチャ仕事が早かったり、良い人だったらラッキーと言った感じです。
当初は数カ月の予定でしたが、結果的には数年お世話になりました。
現在
メインはシステム開発の案件で、たまに出向もしています。
また、HP制作や、Webマーケティング系の仕事も頂いています。
当初は、自分ができる範囲の仕事のみでしたが、様々な分野で活躍されている方々とお逢いする機会が増え、対応できる領域も広がりました。
今は何ができるかわからないけれども、様々な方とのご縁は大切にした方が良いと改めて思います。